シャニマスと二年
一年目もこういうブログを書いていたし折角なので二年目も
二年目は本当に色んなことがあった
一年目の2000倍ぐらいの密度の一年間だった、いやマジで
一年目が500密度ぐらいだったので二年目は1000万密度くらい
ダラダラと時系列順に振り返ろうと思う
・ストレイライトの加入
なんと言っても二年目の最大の目玉はこれ
1st直後は
「追加ユニット必要?」
「虹ってことは最終的には7ユニットになる?」
「前4ニットが良過ぎるから敷居が高い」等色々言われていたよね
個人的にはまぁなんでもいいんじゃない程度の気持ちでいたのだが、いざあさひから順番に実装され、実際にプロデュースした時は流石に度肝を抜かれた
ストレイライトは前評判を全て内容で黙らせる程の鮮烈すぎるデビューを飾った
各々が強烈過ぎるキャラクターを引っ下げ登場し、「この3人一体どうやってユニットとして成り立っているんだ?」と誰もが疑問を抱いた
この疑問に完璧な回答を叩きつけ、更に今後が楽しみすぎる締めで終わった初シナリオイベの「Straylight.run()」
誇張無しにシャニマスの二年目の開始は「ストレイライトしか勝たん」状態で幕を開けた(私も怪文書連投したりしてました)
ぼく「いやストレイライトはズルでしょw 次に来るユニットが可哀想だわw」
一年後ぼく「ノクチルしか勝たんが?」
・サマー・ミーツ・ワンダーランド
神が作りし神の神コミュ
どことなく漂うB級邦画感、90年代のスペシャルの2時間ドラマ感
いやもうマジで何もかもが最高で読めとにかく全人類読め
何故サマー・ミーツ・ワンダーランドを読んでいない?
即刻戻るを押してサマー・ミーツ・ワンダーランドを読め
・まず雰囲気が神
・そもそも話が面白い
・宮沢賢治
・甘奈と摩美々のやりとりが素晴らしい
・かほあさの子供故の主人公感が無敵
・灯織と甜花のお姉さんっぷりが最高
・普通にホラー
読み終わった後に感じるあれは間違いなくあれだよ
一人レイトショーにマイナー邦画を観に行き、言葉に出来ない感情を抱えてしまいとりあえず缶コーヒーを買いタバコを吸いながら遠くを見るあの感じ
このバナー本当に最高ですよね
キャッチフレーズもお洒落だし「サマー・ミーツ・ワンダーランド」のフォントと色も意味わからんぐらいセンス良い
シャニマスは本当にお洒落だよなぁ、サブカル心をくすぐるセンスを持ってる
どことなくストロベリーショートケイクス感がある
え?ストロベリーショートケイクス知らない?もっと映画を観ろ
・プロデューサー感謝祭 ~1.5 Anniversary Festival~
神による神の催し
神ばかりだがシャニマスは神なので仕方がない
分かり易く言うとファンミのようなもので、詳しい数字は忘れたけどキャパが死ぬ程少ない箱での開催だったことも有り、家でリアルタイム配信を観る事も出来た有難いイベント(今のところシャニマスでは初にして唯一の試み)
ライブパートはFWA面の曲の披露だった
アンティーカのあれは大事件だった
NTFの冒頭の台詞にそんな設定があったなんてズルじゃん、画面越しでもボロボロ涙出て来たから現地にいたら今俺はブログを書いていないな
ここでスプパと2ndの発表も有り、本当に楽しみなことだらけだった…
・高山限定連打事件
10月頃からガシャの雲行きが怪しくなる
簡潔に言うとやたらと限定が増えてくる
稀にイレギュラーはあれどシャニマスのガシャは月に3回程の更新が有り、月末から始まるものが期間限定というローテーションがほぼ出来上がっていた
しかし10/21に実装された甘奈のないしょのスイーツを皮切りに(ぼく無事爆死)、それまで恒常2限定1だったローテが何故か逆転する
なんと恐るべきことに、10月~翌年2月中旬までで実装された恒常SSRはpSSRが5枚、sSSRが2枚だけである
同期間で限定はpSSR7枚、sSSR6枚実装されているのでこれがいかに異常な数字かがわかるはず
限定は0.5%という地獄のような排出率の上、その期間を逃すと復刻待ちになるため血の涙を流しながら回す人が多いのであるが、それがこのペース…
私は甘奈で爆死し凛世で天井を叩き自宅を破壊しつつも、アンティーカの限定率が特に目立ち去年は正直対岸の火事状態であった
しかし疲弊しきった中来た1月の限定樹里と智代子で流石に萎え、急激に熱が冷めてしまった
「もうついていけねぇ」
このゲームにはグレフェスという対人要素が有り、グレフェスは限定が強いのはまぁ当たり前の事ではある
その点では納得は出来る、強くなりたければガチャを回すしかない
しかし大半の人はそうではない
大半の人はそのアイドルのコミュが読みたくてガチャを回す
衣装を見たくてガチャを回す
プロデュースがしたくてガチャを回す
これは私の個人的な意見だが、シャニマスの一番の売りはやはり完成度の高すぎるコミュにこそあると思う
文章と内容は当然として、繊細なアイドルの動き・表情・場面の転換の仕方・間の取り方、BGMの入れ方、等感情に訴えかけてくる濃密なコミュはまさしくシャニマスならではのもので、唯一無二のセールスポイントだと思っている
しかしアイドル単体のその濃密なコミュを見るにはガチャを回さなければならない
これがこのゲームの産み出している最大にして最悪のミスマッチ
未だにシャニマスをやっている人達はそんなこともう明治時代からわかってやっている、私もそのつもりだった
しかしここまで0.5%の限定を連打されてはとてもじゃないが追いかけるのは無理
知らないコミュがどんどん増えていく
知らないアイドルの一面がどんどん増えていく
知らないエピソードがどんどん増えていく
そう思った瞬間にここまで燃え続けていた炎は、驚くほど急速に消えてしまった
おそらく年明け~3月ぐらいまではシャニマスリリース以来最もシャニマスに触れなかった時期だったと思う
・コロナウイルスの影響
このモチベのままスプパが近付いてくる
同時に世の中が大変なことになる
コロナウイルスが世界的に流行し出し、ライブやイベント等がどんどん中止になっていく
勿論スプパも例外では無かった
直前とも言えるタイミングで中止が発表された
自分でも驚いたのだが、正直それ程ショックではなかった
勿論それはモチベがなくなりかけていたから
実は両日現地参加が決まっていたのだが、「仕方がない」で気持ちに折り合いをつけていた
それ程までにシャニマスに冷めていた
しかしこのモチベが来る3/22の生配信で一変する
・ノクチル ───走り出す波を追って、少女たちは碧い風になる───
化物ユニット、爆誕
血の繋がりがあるわけでもないのにアイドルになる前から絡みがある、というなかなかに挑戦的な設定で現れた女達
しかもシャニマス初の4人ユニット
樋口円香の見た目が好きすぎて乱心していたが、このユニットは百合属性を多分にはらんでいるいるというところがやはり最大の焦点になるかと
実際ノクチル実装でシャニマス始めましたという百合界隈の方々を多数目撃している、これマジよ
個人的にはとにかく樋口円香がぶっ刺さっりすぎてもはや灰すら残っていなかったシャニマスモチベが一瞬で蘇った、オタクって単純
4月は課金もそこそこしたしPカップもそれなりにやったし凛世円香の信頼度解放後もカンストしたしで割かしシャニマス漬けの日々を送っていた
しかしシャニマス漬けの日々を送れば送る程悔やまれるのがウンコロナによる実害
最高の盛り上がりのタイミングで行われるはずだったイベントは全て中止、勿論2ndも中止
大量にCDを買った、当たった、両日参加予定だった、2ndのために今年のGWは毎年行っている旅行の誘いを断っていたぐらいに楽しみにしていた
買ったCDの枚数についてはとやかく言わない、自己責任である
しかしウンコロナでうけたシャニマス2周年の損失は計り知れない
更に追い打ちをかけるように発表された2ndにはノクチルも参加予定だったという事実
もうドン底だった
世界が憎くなった
失われたシャニマスの2周年のことを考えると毎日泣きそうだった
もっともっとシャニマスは盛り上がっていたはずだと考えると本当に辛かった
そんなドン底にいた僕を救い上げてくれたのは月ノ美兎だった
VTuberの顔とも言える程に知名度の有る彼女がシャニマスの配信をやる…?
月ノ美兎のことは前から知っているし結構なアイマスのオタクであることも知っていた
というかVTuberの中でもかなり好きな方で配信やアーカイブは割と高頻度で覗いていた
そんな彼女がシャニマスの配信をする…?本当に…?洞察力と考察力とトーク力の怪物である彼女が…?
観た
画面に釘付けになって観た
涙が出た
彼女の配信には、二年間シャニマスを当たり前のようにやり続け、忘れかけていたシャニマス本来の面白さを思い出させてくれる力があった
アイドルと二人三脚で少しずつ成長し強くなり、何度も何度も負けを経験し、それでも諦めずにやっと掴んだWING優勝の栄冠
そしてジワジワと込み上げてくる高揚感と達成感
異常と言えるまでに深いコミュを読み調べ考え感情になる面白さ
二年前に感じたシャニマスの面白さ・良さ・私たちが夢中になった理由があまりにもありのままににそこにあった
シャニマスはこんなにも素晴らしいゲームだったんだ
そしてこの神ゲーであるシャニマスを愛する人達がこんなにもいたんだ
気落ちしている場合じゃない
こんなにも素晴らしいゲームを二年間やってきて、そしてまだ出来ることは無限にある
シャニマスを楽しもう
そしてシャニマスはこんなに面白いということを常に発信していこう
もう俺はシャニマスに失望しない
きっとまた高山が血迷うこともあるだろう
限定連打で叩かれる時も来るだろう
フェス環境が壊れクソゲーと言われる日も来るだろう
それでも初めてシャニマスに触れ試行錯誤していたあの日々を
そして二年経ったところで思い出したこの感動を
常に忘れずにいれば俺はシャニマスと一緒に生きられる